【キッチン(1.全体概要編)】I型からL字へ。リフォームの主役「LIXIL ノクト」を選んだ僕の思考回路

リフォーム前(1)
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リフォーム後

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1100万リフォームにおいて、最も予算を割き、最も「正解」が見えなくて悩んだのがキッチンです。 もともとは壁に囲まれた閉鎖的な「I型」でしたが、今回はLDKの主役として「L字型」に作り変えました。

全6回程度でキッチン解剖シリーズを考えてます、第1回は「なぜこの形になり、なぜこの機種になったのか」という全体戦略について、僕なりの判断基準をまとめます。

購入したキッチンの設定・オプションはこちら

※キッチンパネルは、この後外しました(施主支給にしたため)

目次

1. キッチン全体のスペック・リアルな購入価格

まずは「結局いくらなの?」というデータの公開から。 ミドルグレードの「ノクト」をベースに、L字という特殊形状を選んだ僕のリアルな見積もり数字です。

項目スペック / 型番定価(税込)販売価格割引率
システムキッチンLIXIL / ノクト(L字型)¥2,050,000¥1,030,000約50% OFF
カップボードLIXIL / シエラS(ノクトと同色)¥520,000¥234,000約55% OFF

※施工費別。コンロ、水栓、さらにキッチンパネル(アイカ工業・セラール)は「施主支給」したため、この金額には含まれていません。 ※カップボードはあえて低価格帯の「シエラS」を選択しました。詳細は後述しますが、これはコスト管理上の重要な戦略です。

2. あえて「L字型」を選んだ3つの理由

もともとは終端に壁があり、料理中はリビングから孤立する「I型」でした。それを壊してL字にしたのには、僕なりのこだわりがあります。

変更前の図面
(右下のTELがついている箇所が取り壊した壁)
変更後の図面
(メモは無視してください!綺麗な図面が残ってなかったです)

① 「作りながら話す」を成立させたかった

僕は料理を結構しますし、人を呼ぶのも好きです。アイランド型も検討しましたが、マンションの間取り的に厳しかった。 L字なら、調理スペースを確保しつつダイニングテーブルに座る人と会話が成立する。この「距離感」が僕にはベストかなと考えました。

② 「流しは手前、コンロは奥」のゾーニング

洗い物(流し)はダイニングから近いほうが片付けがスムーズですよね。 逆にコンロは一番奥に配置しました。これは、油跳ねや匂いを極力リビング側に行かせたくない、という機能的な判断です。

③ 動線の最適化

アイランド型のような「回遊性」は取れませんでしたが、L字にすることで「一歩も動かずにシンクとコンロを行き来できる」というタイパの良い動線が手に入ったかなと思っています。

ちなみに、L字の角の部分は主に子供(0歳)のミルク作成グッズで占領しております

3. なぜ「ノクト」だったのか?(消去法のプロセス)

実は、最後までクリナップさんと天秤にかけていました。でも、最終的にLIXILのノクトを選んだのは、僕の希望を叶えるのが「これしかなかった」からです。

  • フロントオープン食洗機の壁: どうしてもパナソニック製のフロントオープン食洗機を入れたかったのですが、僕の希望するサイズとこの食洗機を両立できるのが、当時はLIXILのノクトだけだったんです。
  • カップボードは「シエラS」でコストダウン: ここがポイントなのですが、カップボードはノクトではなく、1つ下の価格帯の「シエラS」にしました。実はLIXILの場合、シエラSでもノクトと同じ扉色や天板カラーを選んで揃えることができます。 自分から指定しないと、キッチン本体に合わせて高い方の「ノクト」で計上されてしまうので、メーカー選定時は注意が必要かなと思います。

4. 設備・こだわりのポイント(予告)

今回のキッチンリフォーム、目玉となる機能がいくつかあります。

  1. フロントオープン食洗機: 一般的な「浅型」「深型(引き出し式)」ではなく、ガバッと開く「フロントオープン」を選択。これについては次回、徹底的に解剖します。
  2. 施主支給の3点セット: コンロ、水栓、そしてキッチンパネル。こだわりたいパーツは自分で手配することで、コストを抑えつつ理想のスペックを実現しました。
  3. 造作腰壁と下がり天井: 既製品の裏側を隠すための「腰壁」と、空間を演出する「コーブ照明」。これらが合わさって初めて「1100万リフォーム」の顔が完成しました。

5. 【初心者向け】キッチンリフォームの用語集

リフォームを始めたばかりだと「何それ?」となる用語をまとめました。

  • 造作(ぞうさく): 大工さんが現場で板などを加工して作るオリジナルの棚や壁のこと。既製品にはない「ジャストサイズ」が作れます。
  • カップボード: キッチンの背面に置く「食器棚」のこと。キッチン本体と同じメーカー・色で揃えると統一感が出ます。
  • キッチン形状の違い:
    • I字型: 壁に向かって一列に並ぶ形。省スペース。
    • L字型: コンロとシンクが90度で並ぶ形。動線が短い。
    • ペニンシュラ型: 左右どちらかが壁に接している対面キッチン(半島という意味)。
    • アイランド型: 壁に接せず、島のように独立したキッチン。回遊性が高い。

施主による機能評価(全体概要)

項目評価理由
レイアウト★★★★★L字にしたことで、家事動線とコミュニケーションが両立しました。
デザイン★★★★☆造作腰壁と、シエラSを活用した賢いコスト管理で納得の仕上がりです。
納得感★★★★★制約の中で「食洗機」と「サイズ」を両立できたので大満足です。

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