【照明(1.全体概要編)】LDKの価値は光で決まる。間接照明をスマートホームとして実現

リフォーム前
リフォーム後
(すみません同じ角度がなくて)

リフォームにおいて、キッチンや床材と同じくらい、いや、それ以上に空間の質を左右するのが「照明計画」です。

「明るければいい」という考えを捨て、必要な場所だけを照らす。LDKを単なる居住スペースから「ホテルライクな寛ぎの場」へと昇華させるために僕が構築した、照明戦略の全体像を公開します。

今回は全体概要編で、次回以降でコーブ照明、ダウンライト、ペンダントライトそれぞれ詳しく解説していきます。

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目次

1. 照明をリフォームの最優先事項にした理由

今回の1100万リフォームにおいて、LDKの照明には予算と情熱を惜しみなく注ぎました。

① 資産価値に直結する「演出」

LDKの設備がどれほど立派でも、天井にシーリングライトが1つあるだけでは、マンション特有の「注文住宅感」は出ません。間接照明による演出は、将来の資産価値(売却価格)にも直結する、最もコストパフォーマンスの良い投資だと考えました。

② 身体と育児への配慮

間接照明は自律神経を整え、人間の身体に優しいと言われています。リフォームのタイミングがちょうど子供が生まれる時期と重なっていたため、夜間は眩しさを抑えた柔らかい光で過ごせる環境を整えることは、家族の健康を守る上でも必須の要件でした。

2. 採用したシステム:DAIKOで統一した理由

照明器具は、すべてDAIKO(大光電機)で統一しました。パナソニックという選択肢もありましたが、あえてDAIKOを選んだのは、「グレアレスダウンライト(眩しさを抑えた設計)」のラインナップが豊富だったからです。

「本当に必要な箇所だけが明るければいい。それがオシャレの本質である」という僕の考えに、DAIKOの製品群が最もフィットしました。

照明は主要3社があるようです。正直そんなに大差ないのかなという印象です。

メーカー特徴と強み選定しなかった理由・感想
パナソニック業界シェアNo.1の万能型。スマートスイッチ「アドバンスシリーズ」など電気設備との親和性が最強。非常に優秀だが、建築的な間接照明や「眩しさを抑える」という点ではDAIKOの専門性に一歩譲る印象。
オーデリックデザインとコスパのバランス型。ペンダントライトや装飾照明のバリエーションが豊富で、Bluetooth制御も得意。装飾的な照明よりも、今回は「光の質(建築化照明)」を重視したかったため、メインからは外れました。
DAIKO建築化照明(間接照明)の専門家。プロの設計士が好むラインアップが多く、特に「グレアレス(眩しくない)」の技術力が高い。採用

3. 照明周りの総投資額:約57万円の内訳

「照明リフォームは高い」と言われますが、ネット通販や施主支給を駆使してコストを管理しました。特にライン照明はヤフーショッピングや楽天のセールを狙い、定価の60%オフ(4掛け)などで賢く揃えています。

① 照明器具代のリアル(合計:約23万円)

ネット通販のポイント還元やセールを駆使した実質の購入額です。

項目型番・詳細数量定価(1個)実売価格(計)
コーブ照明DAIKO シングルライン 1,492mm2個¥37,000¥29,600
コーブ照明DAIKO シングルライン 1,198mm2個¥35,000¥28,000
コーブ照明DAIKO シングルライン 906mm2個¥31,000¥24,800
コーブ照明DAIKO シングルライン 612mm1個¥26,000¥10,400
ダウンライトグレアレス DDL-5480-YWG12個¥13,800¥74,460
コントローラーシーンコントローラー(DP-39093等)1式¥48,000約¥20,000
キッチン照明DDL-5695YBG(約¥5,000) / DDL-5600 YSG(約¥3,500)1式約¥40,000
その他追加IKEA ボール型スタンドライト1個約¥3,000

※実売価格は定価の約40%(60%OFF)で計算しています。

② 工事費用(合計:約34万円 ※税抜)

間接照明を実現するためには、器具代以上に「天井裏の造作」にお金がかかります。

工事項目内容金額
コーブ照明造作リビング・ダイニング壁面造作¥38,000
下地作成コーブ照明用下地作成一式¥85,000
天井解体既存天井の撤去工事¥25,000
天井新規作成新しい天井の造作¥45,000
火災報知器関連撤去・移設・設置(管理室連動)¥55,000
材料費石膏ボード、垂木、ベニヤ等¥90,000

4. シーン制御とスマートホームの「完全自動化」回路

照明は「点ける・消す」だけでは不十分です。DAIKOのシーンコントローラーを導入し、すべて調光(明るさの調整)ができるようにしました。

(アプリ操作も可能です。挙動がやや遅くアプリは若干ストレスですが)

シーンコントローラー。
初見だとややこしいですが、すぐに慣れます

設定している3つのシーン

  1. 日中モード: 掃除や作業に最適な全灯状態。
  2. 夕方モード: 少し照度を落とし、コーブ照明を主役に。
  3. 夜モード: バーのような暗さ。入眠を妨げないリラックス用。

合理的な自動化システム

このシーンコントローラーを、以下の経路でスマートホーム化しています。

Alexa(声) → SwitchBot(ハブ) → シーンコントローラー

  • 朝7:00: 自動で「日中モード」が点灯。同時にSwitchBotカーテンが開き、太陽光を取り込む。
  • 夕方17:30: 自動で「夕方モード」に切り替わり、家全体が落ち着いた雰囲気に包まれる。

「暗くなってきたからスイッチを押す」という動作を人生から排除し、環境が勝手に最適化される仕組みを構築しました。

5. 【予告】照明リフォームに「教科書」はない

ここまでロジカルに説明してきましたが、実は照明が今回のリフォームで最も苦労し、最も頭を悩ませたポイントです。なぜなら、照明には**「正解の教科書」が本当に存在しない**からです。

工事が始まり、天井を剥がした瞬間に現場監督からかかってきたあの電話を、僕は一生忘れません。

「天井裏に大きな梁と排気ダクトが通っていて、予定の寸法が確保できません……」

図面上で完璧でも、実際に天井を空けてみないとどうなるか分からない。この「絶望」からどうやって理想の光を取り戻したのか。

次回、【コーブ照明・泥臭い設計編】で、その格闘の記録を詳しく解説します。

施主による機能評価

項目評価理由
演出効果★★★★★リフォーム前後で、部屋の印象が最も変わったポイント。
自動化効率★★★★★声と時間による制御で、スイッチに触れる機会が激減した。
コスト満足度★★★★☆工事費は嵩みますが、それ以上の「住み心地」が手に入りました。

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